「パーソナルカラーを調べていたら、16タイプや24分割という言葉が出てきて混乱した」「4シーズンとどう違うのか分からない」と感じる方は少なくありません。細かい分類ほど名前も数も増えるため、どこから手をつければいいのか迷いやすいものです。この記事では、16タイプ・24分割と4シーズンの関係を整理し、細かい分類を「3つの物差し」で読み解く方法と、自己診断で自分の位置を探す手順を紹介します。

16タイプ・24分割は「4シーズンを細かく分けたもの」
パーソナルカラーの基本は、春・夏・秋・冬の4シーズンです。肌・瞳・髪の色との調和をもとに、顔まわりが明るく見えやすい色のグループを4つに分けます(考え方の基礎はパーソナルカラー診断とはで解説しています)。
16タイプや24分割は、この4シーズンをさらに細かく分けた考え方です。同じ「春」の中でも、明るい色がとくに得意な人と、少し落ち着いた色もなじむ人がいます。その違いを言い分けるために、シーズンの中をいくつかに区切っています。
ただし、分け方や名称は提供者によって異なります。16タイプと24分割で何を軸に区切っているかも、サービスごとに違います。名前だけを見比べても対応関係はつかみにくいので、この記事では名前ではなく「何を見て分けているか」から整理します。
なお、Mirroirの診断で扱う「12タイプ」は、パーソナルカラーを細分化したものではありません。骨格3タイプ×パーソナルカラー4シーズンの掛け合わせです。違いは骨格×パーソナルカラー12タイプ早見表にまとめています。
細かい分類は「3つの物差し」で読み解ける
細かい分類の説明には、「明るい」「深い」「鮮やか」「やわらかい(くすんだ)」「黄み」「青み」といった言葉がよく使われます。これらは、色を測る次の3つの物差しのどこかを指しています。
- 明るさ:明るい色か、暗く深い色か
- 黄みか、青みか:黄みを含む温かい色か、青みを含む涼しい色か(イエベ・ブルベ)
- 鮮やかさ:澄んだ鮮やかな色か、グレーを含んだくすんだ色か
Mirroirの診断も、顔写真から取り出した肌の色をこの3つの物差しで測り、その組み合わせで4シーズンに振り分けています(判定のしくみはMirroirの判定方法で公開しています)。Mirroirの定義では、4シーズンは次の組み合わせです。
| シーズン |
黄みか、青みか |
明るさ |
鮮やかさ |
| 春(スプリング) |
黄み |
明るい |
鮮やか |
| 夏(サマー) |
青み |
明るい |
くすんだ |
| 秋(オータム) |
黄み |
暗い |
くすんだ |
| 冬(ウィンター) |
青み |
暗い |
鮮やか |

隣り合うシーズンは、物差しを2つ共有している
この表を見ると、どのシーズンも、ほかのシーズンと物差しを共有していることが分かります。たとえば春と秋は「黄み」が同じで、明るさと鮮やかさが違います。春と夏は「明るい」が同じで、黄みか青みかと鮮やかさが違います。
| 迷いやすい組み合わせ |
共通する物差し |
分かれ目になる物差し |
| 春と秋 |
黄み |
明るさ・鮮やかさ |
| 夏と冬 |
青み |
明るさ・鮮やかさ |
| 春と夏 |
明るい |
黄みか青みか・鮮やかさ |
| 秋と冬 |
暗い |
黄みか青みか・鮮やかさ |
| 春と冬 |
鮮やか |
黄みか青みか・明るさ |
| 夏と秋 |
くすんだ |
黄みか青みか・明るさ |
細かい分類で「春寄りの夏」「明るめの秋」のように言い分けられるのは、こうした物差しのどれか1本が、隣のシーズン側に寄っている状態だと読み替えられます。Mirroirの判定でも、結果は1つのシーズンに振り切るのではなく、4シーズンそれぞれにどれくらい寄っているかの割合として計算しています。境目に近い方ほど、複数のシーズンの数値が近くなります。
自己診断で自分の位置を探す手順
細かい分類のどこに近いかは、3つの物差しを1本ずつ確かめると絞り込みやすくなります。一度に全部を見ようとすると、どの違いで顔映りが変わったのか分からなくなるためです。
環境の整え方(自然光・すっぴん・白い服)はパーソナルカラー セルフ診断のやり方と同じです。そのうえで、次の順に進めます。
- 黄みか、青みかを見る:ゴールドとシルバーのアクセサリー、コーラルピンクとローズピンクの布を顔の近くで比べます。見分け方はイエベ・ブルベの違いで詳しく紹介しています
- 明るさを見る:同じ系統の色で、明るいもの(ライトベージュなど)と深いもの(こげ茶など)を比べます
- 鮮やかさを見る:同じくらいの明るさで、澄んだ色とグレーを含んだ色を比べます
それぞれの物差しで、結果を次の3段階で書き留めておきます。
| 記録 |
読み方 |
| はっきり片方がなじむ |
その物差しは、シーズンの中心寄り |
| どちらとも言えない |
その物差しが、隣のシーズンとの境目 |
| 日によって変わる |
照明や体調の影響が大きい。条件をそろえて再確認 |

3本のうち2本がはっきりしていれば、4シーズンのどれに近いかはおおよそ決まります。残る1本が「どちらとも言えない」なら、その物差しの方向にある隣のシーズンとの境目にいる、と考えると整理しやすくなります。たとえば黄みと鮮やかさははっきりしているのに明るさだけ迷うなら、春と秋の境目寄りの春、という見方です。
迷いやすいケース・よくある勘違い
- 細かい分類の名前同士を比べてしまう:同じような名前でも、提供者によって指している範囲が違うことがあります。名前ではなく、説明に出てくる「明るい」「くすんだ」などの言葉を物差しに置き換えると比べやすくなります。
- 4シーズンが分からないまま細かい分類に進む:細かい分類は4シーズンの内側を分けたものなので、土台の4シーズンが決まっていないと絞り込めません。まず3つの物差しのうち2本を確かめるのが近道です。
- 自己診断で1つのタイプに決めきろうとする:分類が細かいほど、物差しが少しぶれるだけで結果が変わります。自己診断では「どのシーズンに近く、どの物差しで迷うか」まで分かれば、色選びには十分役立ちます。
- 骨格診断の細かい分類と混同する:骨格診断にも9タイプや16タイプのように細かく分ける考え方があり、こちらは体の形の分類です。パーソナルカラーの細分化とは別の話になります。
よくある質問(FAQ)
Q. 16タイプと24分割は、どちらを選べばいいですか?
A. どちらが良いというより、どこまで細かく知りたいかで選び方が変わります。服やコスメの色選びでまず迷わないようにしたいなら、4シーズンに「どの物差しで境目にいるか」を足すだけでも、かなり絞り込めます。
Q. 4シーズンの診断だけでは足りませんか?
A. 4シーズンでも、得意な色の方向性は分かります。同じシーズンの中で似合う色と似合わない色が混ざると感じる場合に、細かい分類が手がかりになります。
Q. Mirroirで16タイプや24分割を判定できますか?
A. できません。Mirroirが結果として示すのは4シーズンです。判定の内部では、4シーズンそれぞれへの寄り具合を割合として計算しています。
Q. 自己診断の結果が毎回変わるのはなぜですか?
A. 照明・メイク・日焼けによって見え方が変わるためです。とくに「明るさ」と「鮮やかさ」は光の影響を受けやすいので、同じ時間帯・同じ場所で何度か確かめてみてください。
自己診断で迷ったら、写真で客観的に確かめる
3つの物差しを1本ずつ見ても、「どちらとも言えない」が2本以上残ることは珍しくありません。自分の目で見比べる方法は、照明や主観の影響を受けやすいためです。
別の角度から確かめたい場合は、Mirroirの無料診断も使えます。パーソナルカラーだけを知りたいときは、顔写真1枚で判定できます(全身写真の手順はスキップできます)。写真の保存についての同意に進んだあと、登録なしで結果まで進めます。肌の色を同じ3つの物差しで測るため、自己診断のメモと見比べると、どの物差しで迷っていたのかを確かめる手がかりになります。
まとめ
- 16タイプ・24分割は、4シーズンをさらに細かく分けた考え方。分け方や名称は提供者によって異なる
- 細かい分類は「明るさ」「黄みか、青みか」「鮮やかさ」の3つの物差しで読み解ける
- 隣り合うシーズンは物差しを2つ共有しており、残りの物差しが境目になる
- 自己診断では物差しを1本ずつ確かめ、「どちらとも言えない」物差しを境目として記録する
- 1つのタイプに決めきらなくても、「どのシーズンに近く、どこで迷うか」が分かれば色選びに役立つ
細かい分類の名前を覚えるより、自分がどの物差しで迷いやすいかを知っておくほうが、日々の服選びやコスメ選びには使いやすいはずです。まずは3つの物差しを1本ずつ、自然光の下で確かめてみてください。
※ 本記事は骨格・パーソナルカラーに基づくAIによる似合わせの提案であり、医学的診断ではありません。 肌や体調に関する症状がある場合は医療機関にご相談ください。 判定に使っている数値と閾値は診断の仕組みで公開しています。