「パーソナルカラーを自分で診断してみたいけど、何から始めればいいか分からない」——そんな方に向けて、自宅でできるセルフ診断のやり方を、準備するものから手順、判断のコツまで具体的にまとめました。イエベ・ブルベの基礎については イエベ・ブルベの違いとは? もあわせてご覧ください。

セルフ診断で分かること・分からないこと
セルフ診断は、自分の顔映りが良く見える色の“傾向”をつかむには十分役立ちます。一方で、光の条件や自分の主観に左右されやすく、プロやAIによる診断ほどの精度は出にくいという限界もあります。まずは気軽に試して、自分の色の傾向を知る入り口として活用するのがおすすめです。
セルフ診断が向いている人・向いていない人
- 向いている人:まずは自分の傾向をざっくり知りたい方、時間をかけてじっくり試すのが苦にならない方
- 向いていない人:忙しくて何度も条件を変えて試す時間が取れない方、より精度の高い判断を早く知りたい方
セルフ診断は無料で気軽に始められる一方、環境や体調による誤差が出やすい方法でもあります。「まず試してみて、迷ったら客観的な診断で確認する」という段階的な使い方が現実的です。
セルフ診断がうまくいかないときは
何度試しても判断がつかない、というときは、次のような要因が影響している可能性があります。
- 照明環境が毎回異なる:時間帯や天候によって自然光の色みは変化します。できるだけ同じ時間帯・同じ場所で試すと比較しやすくなります
- 比較対象が少ない:手持ちの色が偏っていると判断材料が不足しがちです。友人から色違いの小物を借りるのも一つの方法です
- 主観が入りやすい:好きな色ほど「似合って見える」と感じやすい傾向があります。第三者に見てもらうと客観性が増します
それでも判断が難しい場合は、無理にセルフだけで完結させず、次の章で紹介するAI診断など客観的な手段に頼るのも一つの選択です。
準備するもの
- 自然光が入る窓際のスペース:昼間の、直射日光が強すぎない時間帯が理想です
- 色みのある布や紙:ゴールド系・シルバー系のアクセサリーや、イエベ寄り/ブルベ寄りの色の服・スカーフなど、なるべく色数を用意
- すっぴん、または薄いメイク:色付きのメイクは判断のノイズになりやすいため
- 髪をまとめるゴムやピン:顔まわりに髪がかからないようにする
- 鏡(できれば大きめ)

セルフ診断の4ステップ
ステップ1:自然光の下で肌の色みを見る
窓際で、蛍光灯やスマホのライトを消して自然光だけの状態にします。照明の色みが混ざると判断がぶれやすいため、この環境づくりが最も重要です。
ステップ2:ゴールドとシルバーを顔の近くで比べる
ゴールドとシルバーのアクセサリーやアルミホイルなどを、頬の下あたりに当てて比べます。肌がいきいきと見える方がヒントになります。ゴールドが自然になじめばイエベ寄り、シルバーが自然になじめばブルベ寄りです。
ステップ3:色の異なる布を顔に当てて比べる
コーラルピンクとローズピンク、オレンジ系とブルー系など、対になる色を用意し、それぞれ顔の下に当てて鏡で確認します。顔色が明るく見える、輪郭がすっきりする、と感じる方をメモしていきます。

ステップ4:全体の傾向をまとめる
ステップ2・3で「なじむ」と感じた色をいくつか並べてみると、黄みの色が多いか、青みの色が多いかの傾向が見えてきます。さらに、明るい色が得意か、深みのある色が得意か(明度)、澄んだ色が得意か、くすんだ色が得意か(清濁)も合わせて見ると、4シーズンのどれに近いかのヒントになります。
スマホ写真での比較のコツ
その場での比較に加えて、スマホで写真を撮って見比べる方法もおすすめです。
- 自然光の下、同じ角度・同じ距離から、色の異なる布やアクセサリーを当てた状態を撮影する
- 撮った写真を並べて表示し、肌の透明感や顔全体の印象を比べる
- フラッシュや加工アプリの補正機能はオフにする(色みが変わってしまうため)
その場で鏡を見るよりも、写真は後から冷静に見比べられるのが利点です。家族や友人に見てもらい、「どちらが顔色良く見えるか」を聞いてみるのも参考になります。
判断のコツと注意点
- 一度で決めようとしない:時間や日を変えて何度か試すと、傾向がつかみやすくなります
- メイクや日焼けの状態を考慮する:普段のメイクや直近の日焼けで、その日だけ印象が変わることがあります
- 写真で記録する:同じ条件で撮影しておくと、後から見比べやすくなります
- 人と比べすぎない:友人と診断結果が違っても、それぞれの肌・瞳・髪の色みが違うので自然なことです
セルフ診断の記録の残し方
一度で判断がつかないときは、記録を残しておくと後から見比べやすくなります。
- スマホのメモアプリに「なじむと感じた色」「浮いて見えた色」を書き出しておく
- 同じ条件(時間帯・場所)で撮影した写真をアルバムにまとめておく
- 家族や友人からもらったコメントもあわせてメモしておく
数日〜数週間かけて何度か試すうちに、共通して「顔色が良く見える」と感じる色の傾向が見えてきます。焦らず、じっくり向き合ってみてください。
よくある失敗
- 蛍光灯の下で判断してしまう:蛍光灯はやや青みが強く出るため、イエベの方でも寒色が似合って見えてしまうことがあります
- メイクをした状態で診断してしまう:ファンデーションやチークの色が、肌本来の色みを隠してしまいます
- 1色だけで判断してしまう:色は組み合わせで見え方が変わるため、複数の色・複数の観点で確認するのが大切です
よくある質問(FAQ)
Q. セルフ診断とプロ・AI診断はどちらが正確ですか?
A. セルフ診断は環境や主観に左右されやすいのが弱点です。プロやAIの診断は、より客観的に複数の要素をまとめて判断できる点が異なります。パーソナルカラー診断アプリの選び方 も判定方式を比べる参考になります。まずセルフで傾向をつかみ、迷ったら客観的な診断で確認するのがおすすめです。
Q. 何度やっても結果が変わります。なぜですか?
A. 照明・メイク・体調・日焼けの状態など、その日の条件によって見え方は変わりやすいものです。何度か試して共通して感じる傾向を重視してみてください。
Q. 家族や友人と一緒に診断してもいいですか?
A. おすすめです。自分では気づきにくい顔色の変化を、第三者の視点で確認してもらえます。
Q. セルフ診断の次は何をすればいいですか?
A. 4シーズン(春・夏・秋・冬)の特徴を知ると、より具体的な色選びに役立ちます。パーソナルカラー診断とは で解説しています。
Q. どのくらいの頻度で診断し直すべきですか?
A. 決まった頻度はありませんが、髪色を大きく変えたときや、季節による肌の変化を感じたときに見直すと、今の自分に合った色選びがしやすくなります。
Q. 骨格診断も同時にできますか?
A. セルフでは別々に行う必要がありますが、Mirroirの無料診断 では骨格タイプとパーソナルカラーをまとめて判定できます。
セルフ診断で迷ったら
セルフ診断をしても判断が難しいと感じたら、写真をアップロードするだけでAIが判定する Mirroirの無料診断 が便利です。登録不要で、30秒ほどで結果が分かります。骨格タイプとあわせて診断されるので、12タイプのスタイルガイド でコーデの参考にもできます。
まとめ|セルフ診断は「環境づくり」が9割
- 自然光・すっぴん・色みのある小物を準備するのが第一歩
- ゴールド/シルバー、対になる色の布を顔に当てて比較する
- 一度で決めず、条件を変えて何度か試すと傾向がつかみやすい
- 判断に迷ったら、客観的なAI診断で確認するのがおすすめ